「DIE WITH ZERO」を読んだけど、あんまりピンとこないかも。

こんばんは。

最近書店で「DIE WITH ZERO」が平置きされているのを見て、

「やっぱり読もう」と思いました。

前から面白そうだなとは思っていたのですが読めておらずでした。

 

読了した感想は…

「間違いなく早めに読んだ方がいい。けど自分にはピンとこない。」ですw

興味がある方は他の本より優先してこの本を読んだ方がいいと思います。

1日でも若いうちに読むことで得する人もたくさんいるでしょうから。

 

筆者の主張は、

・死ぬまでに使い切れないほどお金をためるより思い出を作ることが大事

・若いうちしかできないこともある

・若いうちは貯金より経験に投資しよう

といった感じ。本の内容はこんな薄っぺらくないですけどね。

どれだけ刺さるかは別として、全ての人にとって一読の価値はあると思います。

 

しかし、「人生で大事なのは思い出づくり」という考えに共感できない人は

全体を通してピンとは来ない可能性が高いですw

あと、やりたいことや行ってみたい場所があまりない人も。

いかに人生を充実させるか、より多くの素晴らしい経験をするか、という物差しで

生きている人ばかりではないと思うんですよね…。

もちろん、死ぬ間際になってやらなかったことを後悔するのも嫌ですけど…。

 

若いうちにしかできないことがあるとか、若いうちの方がリスクをとれるというのは

真実だと思いました。体力的にも、社会的にも。

だから「いつでも、そのうちやればいいか」みたいに漫然と過ごすことの危険性は

この本のおかげで理解できました。

世間はどちらかというと「何歳からでも始められる」と言いますからね。

惑わされちゃいけない。若いに越したことはない、ということもある。

 

若いうちにしかできないことと、年を取ってからでもできることがある、というのも

ちょっと考えさせられましたね。なぜなら自分の趣味はインドアな映画鑑賞とか

読書みたいな年を取ってからでもできるものばかりだと気づいてしまったんですよねw

若い時期をインドアな趣味に使ってしまった自分って…!?となりました。

でもでも、若いうちに経験した方がその後の人生で長くリターンを得られるという

主張もしていましたから、そう考えるといいのかもしれません。

高校生くらいから本にも映画にもたくさん触れたおかげで今の自分がいるし、

たくさんの積み重ねが今後も役に立っていくのだと信じたい!

 

今しかできないことも探してみようとは思うのですが、

こうやって本を読んで「何か今しか出来ないことをやらなくちゃ!」ってなるのも

自分の人生を生きていないような感じがしてしまう、ひねくれ者です…。