【記憶の整理】大学生だった自分の価値観に大きな影響を与えたAさん。気遣いのスタンス。

こんばんは。

水曜日お疲れさまです!

 

ここ数年、やみくもに生きてきました。

楽しい時間もありましたが、しんどい時間も多かったです。

心の中では未来に不安を抱えながらも、刹那的に生きていたので、

過去を振り返って今後に生かすという大事なことを疎かにしていました。

これからは時々、自分の過去を整理するための記事を書こうと思います。

とは言っても、こんな自分ですから時系列に沿って綺麗に整理なんてことは

いきなりできるはずもありません。

とりあえず思い出した断片をアウトプットしてみる、という形になると思います。

 

今日はまず、自分の今の性格や価値観を形成したある人物について書きます。

大学1年生のとき、初めてのバイト先で出会ったパートのAさん。

Aさんはバイト先の近くに住む主婦さんで、自分の親と同じ世代の方です。

性格はなんと説明したらいいのでしょうか。

おおらかというか、強いというか、おちゃらけているというか、フレンドリー。

細かいことは気にしない元気キャラ、それでいて愚痴を言う人間らしい一面も

見せてくれる親しみの湧くタイプの方…これがAさんのイメージでした。

自分みたいな新人にとっても声をかけやすくて、頼もしかったです。

本当にこの方がいなかったら自分はあの職場で働き続けられなかったと思う…。

 

当初の自分は若くて考えも浅かったので、目に見えるものをそのまま真実だと

思ってしまう程度にはおバカでした。

Aさんのキャラクターを最初はそのまま信じていました。

しかし仕事中の雑談を通して、秘めた繊細さ、気遣いなどに気が付きました。

Aさんの気遣いは大人の気遣いです。

相手が気を遣われていることに気が付かないような方法で気を遣う。

親切なことをしている、という立場を絶対取らないんです。

最上級の気遣いなのか、単にツンデレだっただけかもしれないけどw

周りのことをよく考えてあげているけれど、他人には多くを求めるそぶりは

見せませんでした。

ただただ、そんな小さいこと気にしないですよ的なキャラを演じていました。

このAさんのスタンスが、今の自分のベース、というか理想になっています。

初めてのバイトでAさんに出会った自分は、

「大人って、仕事って、気遣いってこういう感じなのか!」と思いました。

その後、Aさんが人格者だっただけでほとんどの大人はこんなに素晴らしくないと

知りました…。

 

「親切ぶらない」

「自分が気を遣うからといって他人にも気遣いを求めない」

「むしろ他人には気を遣わせないよう、おおらかにときにおバカに振舞う」

このAさんのスタンスは万人に理解されるわけではないかもしれません。

また無理しすぎてしんどくなるなら良くないとも思います。

でも自分にとっては究極に成熟した態度に思われます。

親切アピールをする人や細かいこだわりを他人にも押し付ける人に違和感を感じるのは

理想とするAさんのスタンスと逆行しているからだとやっと気が付きました。

 

振り返ってみて、少し今の自分について理解が深まったと思います。

みなさんに影響を与えた人物はどんな方でしたか?

改めて考えてみると発見があるかもしれません。