ジャニーズ事務所の会見についての所見。

こんばんは。

今日はついにジャニーズ事務所の会見の日でしたね。

ジュリー氏、東山氏、井ノ原氏が登壇しました。

 

性加害の事実を認め、謝罪しました。

これについてはまあ、想像通りですよね。

今後は救済措置について具体的に詰めていく必要がありますね。

 

そして東山氏が新社長でジュリー氏も取締役として残留するのは文春の通りでした。

ジュリー氏が残って被害者と真摯に向き合うのは良いかと思いました。

ただ社長が東山氏なのは、どうでしょう…。

本当は外部の人間にやってほしかったけど、断られて仕方なく感がありますね。

被害者かもしれない東山氏、経営は分からないことが多いと思います。

実質ジュリー氏が面倒をみる形になるのでしょうか。

 

気になったのは「ジャニーズ」の名前を変更することに後ろ向きな姿勢。

関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」などのグループ名にも影響するので

変えたくないのかもしれませんが、これはどうなの?という話。

凶悪な犯罪者の名前を掲げたまま(おそらく)被害者たちがそのもとで活動する?

ちょっとおかしいし、世間からどう見られるのか分かっていないなと思いました。

「ジャニーズ」のままでやっていけると考えている時点で、この事件の重大さを

分かっていないことが露呈してしまっているんですよね…。

そうなると謝罪とか、変わっていく覚悟といったものがとたんに説得力なくなる。

でも、ま、仕方ないかもしれませんね。

あの人たちは忖度される世界しか知らずに育ったわけですから。

 

自分としてはジュリー氏も東山氏も気の毒だと思います。

ジャニー、メリーというとんでもない姉弟が残した負の遺産

こんな状況、逃げ出したいに決まっている。身内の性加害問題なんて。

さっさと会社がつぶれてしまえば楽になれるぐらいに思うでしょう。

本来なら、メディアや企業が攻撃し、追求し、破産に追い込まなきゃいけないんです。

でも長年の慣習で忖度されている。生殺し状態ですよね。

こんなに問題があるのにほとんど通常通りタレントは仕事できてしまうのですから…。

辞めたい、逃げたいと思うけど、多くのタレントを抱える立場。

自分から事務所をたたむとはさすがに言えないのだと思います。

だから、東山新社長体制がこの先どうなるか分からないけど、進むしかない。

そんな状況かなと思いました…。

 

先ほど、NEWS ZERO櫻井翔氏が有働さんにインタビューされていました。

正直、上手に話せていなかった。当然です。気の毒だなと思いました。

今までは守ってきたのに、事務所が非を認めたら急に身近な櫻井氏を質問攻めにして

カメラの前に晒しているような感じがしてしまいました。

テレビ局のフェアな態度を見せるため?に利用しているような。

櫻井氏のことは好きでもなんでもないんですけど、さすがに気の毒。

本人は「ウワサは聞いたことがある」と言っていたけど、しどろもどろでしたね。

 

東山氏、井ノ原氏も会見で「ウワサは認識していた」という立場だったようです。

ここについては追及しづらいですよね。実は被害者の可能性もあります。

でもいくら真実味のあるウワサを聞いたとしても、現場を見たり、被害者から相談を

されたりしなければ「ウワサ」の範囲をでないですからね。

当然、正直に話している可能性もある。

「デビューして活躍しているタレントはみんな被害者」という考え方もありますが、

どうなんでしょうね。

自分はジャニーズに推しもいないので、「推しは被害にあってない!」などという

希望的な思い込みなどは持っていないのですが…。

一部の突出したスター性、才能を持つ少年(ほぼ確実に売れる)については

性的強要を受け入れなくてもデビューさせていた、などの可能性も考えられますね。

あとは性格を見極めて騒ぎそうな子にはそもそも手を出さなかったとか、

完全にルックスの好みで対象となるならないの明確な線引きがあったとか。

 

この件、考え始めるとキリがないんですよね。

そろそろ寝ます。おやすみなさい…。