映画「勝手にふるえてろ」が良かったので原作小説(綿矢りさ)を読んでみた。

こんばんは。

三連休の初日はびっくりするほど寒い日になりましたね!

みなさん暖かくしていますでしょうか。

自分は出かけよう!と家を一歩出て、あまりの寒さに即後悔しましたが、

何とか意思を貫きました。

 

ふらふらと入った本屋で「勝手にふるえてろ」(綿矢りさ)を購入。

先日映画(監督・大九明子、主演・松岡茉優)を観まして、ぶっ刺さったので

ぜひぜひ原作も読んでみたいと思っていました。

原作者の綿矢りささんのお名前はもちろん存じ上げておりますが、不勉強なもので

どういった作品を書かれる作家さんなのかはよく知らず。

 

帰宅して読みました。

もう読み終わったのですが、映画を観て期待していた通りの原作でした。

いや、原作が先にあるんだから失礼な言い方かもしれないんですけど。

ようは、原作と映画のギャップがそれほどなかった。

そもそも原作がこじらせ女子への解像度が異常に高い!

それをコミカルにアレンジしつつ映画化した映画監督はすごい!

そして原作の解像度を損なわずに(むしろヤバさが加わった)主人公を演じきった

松岡茉優さんはすごい!

原作者と映画製作者どちらも驚異の「こじらせ」への理解度…!

謎に感動してしまいました。

 

こんな小説を書けるとは…

綿矢りささんという作家にとても興味が出てきました。