BBCの第一報…世界の歴史を目撃したという気持ち

エリザベス女王崩御のニュース。

BBCの第一報を観ていた。

 

崩御の知らせが伝えられる前から、BBCは通常放送を取りやめていた。

女王がいらっしゃるバルモラル城やバッキンガム宮殿をライブ中継したり、

女王の過去の公務の映像を繰り返し流したり。

時折入ってくる新しい情報は、バルモラル城に駆け付ける親族の方々の動きのみ。

女王の状態についてはアップデートが無いようだった。

 

そして、ネット上ではBBCの出演者たちが黒い服装になっていることが話題に。

日本では「これって既にそういうことなのだろうか」と疑いつつも

「いや、イギリスは日本の感覚と違うかもしれない」と戸惑うツイートが見られた。

しかし海外でもやはり、みんな疑問に思っていたらしい。

「黒ネクタイっていうことは、もう事は起こってしまったようだ」という声から、

「まだなのにこのような装いをするとは不謹慎な!」というような意見も。

 

結論としては、黒い装いが見られた時点ですでにお亡くなりになっていたものと

思われる。

すぐに訃報が伝えられなかったのは

「ロンドン橋計画」(Operation London Bridge)に則って事を運ぶためだ。

ロンドン橋計画 - Wikipedia

女王崩御の情報は誰が、どのように、どのルートで伝達するか

厳密に定められているとのこと。

世界が心配する中、「London Bridge is down」から始まる情報の伝達が行われた。

そして最終的に、BBCから国民へ、世界へアナウンスされた。

 

それにしても、96歳というすごさ。

70年間も女王としてイギリスのため、世界のために尽くしてくださったのだという。

本当に驚きである。

世界のほとんどの人は「エリザベス二世のイギリス」しか知らないのだ。