生きていると色々ありますよね。
上手くいくこと、楽しいこともあれば、逆もある。
失敗したり、自分の力が及ばず不本意なことになってしまったり。
自分に非は無いのにどうしようもない状況に追い込まれることもあるでしょう。
年齢を重ねるほど、苦い思い出って増えていくものだと思います。
なぜなら誰にでも起こることだから。
考えすぎてしまう時って、失敗を繰り返している自分を責めてしまいますが、
基本的に失敗って繰り返すものなのかなとも思います。
その失敗からは学んでも、また別なことで失敗はしますし。
若い頃は、「今は失敗したり道を誤ったりするけれど、大人になれば世の中の道理が
何でも分かるようになって正しく行動できるもんだ」って思っていた気がします。
完全に間違ってましたw
年を重ねても失敗はするし、なんなら生きてる分『総失敗数』が増えます。
若い人より年齢を重ねた人の方が失敗や挫折の経験が多いはずです。
人並みに生きていれば、そういう苦い思い出がたくさんあって当然です。
だから、失敗を恐れる必要はありません。
苦い思い出を心の中で上手く処理するスキルを身に着けるのが大事だと思います。
中学生の時なら心の中が荒れ狂うようなことでも、今であれば割り切れる、みたいな。
そうやって自分の不甲斐なさを何度も目の当たりにし、自分と折り合いを付けて
次へ進んでいくこと。これが強くなるってことなんだなあと思います。
自分が弱くて情けない存在だと理解したうえで、進んでいくのは怖いことです。
でもちょっとずつでもいいから、進む。
前に進むのが怖いなら、せめて何かしら動いてみるでもいい。
自分は本当に不甲斐ないと感じることが多いですが、不思議と惨めではありません。
なぜなら、自分の弱さを知って受け入れることができるようになりつつあるからです。
過去にどん底みたいな気持ちも経験して、失うものは無いという気持ちです。
あの時に比べたらマシ。少なくともあの時よりは強くなった。
そう思えればこっちのもんです。