【ノスタルジー】雑誌ってやっぱり良いよね。

部屋を片付けていたら、雑誌が出てきた。

つい、パラパラとめくった。

ファッション、メイク、芸能人へのインタビュー、生活の知恵、

自己啓発の記事、お尻に効くエクササイズ、おかずレシピなどなど。

いろんなことが書いてある。

 

そういえば以前、知らない世界への入り口は、雑誌だったかもしれない。

自分が高校生の頃は一生懸命雑誌を買って読んでいた。

海外系ファッション雑誌や、ちょっと低俗だけど海外セレブのゴシップ誌

遠い国のモデルに憧れた。

たくさんのモデルや女優の顔と名前を覚えた。

ファッションブランドやコスメについてもたくさん学んだ。

トレンドの前髪のカットとか、囲み目メイク。

誰々のこのファッションは〇〇という映画にインスパイアされているとか、

そういう物の見方も身に着けた(良いことか分からん)。

雑誌の中で見るセレブ達は生き生きしていて、魅力的だった。

自分とは全然違う世界に住んでいて、そこが良かった。

 

そのあとだろうか。

SNSの急速な普及。TwitterYoutube。ここ数年はTiktokも。

憧れのあの人たちに関する情報が溢れすぎている。

スターたちが自ら動画やコメントをアップロードする時代。

自室やメイクを落とす様子を見せてくれる人までいる。

身近に感じる反面、魔法がとけてしまったような気持ちになるのは自分だけだろうか。

ある意味、彼らも同じ人間だということが実感できて良いのかもしれないが、

必要以上に知りすぎてしまって昔ほど好きじゃなくなってしまった。

 

ふと、せつない気持ちになったのでした。